新任のご挨拶 ― 代表取締役社長 佐藤 保
平成28年5月27日付で代表取締役社長を拝命いたしました佐藤 保です。
住み慣れた東京を離れ、福岡の営業本部に戻ってまいりました。就任にあたりましては、以下の3点に重きをおいて、お客様に喜ばれる焼酎づくりと地域とともに発展する会社づくりに尽力してまいる所存です。
①高千穂零の全国・海外展開
「高千穂零」は2013年11月1日焼酎の日に産声をあげました。まず首都圏エリアで販路を広げ、2015年9月、全国展開を果たしました。黒麹高千穂3シリーズ(零・白ラベル・黒ラベル)は、毎年、品評会で高い評価をいただき、有難いことに“麦焼酎といえば黒麹高千穂”とおっしゃってくださる方も増えております。これからも、お取引させていただいております飲食店様・酒販店様と二人三脚で、全国の多くの焼酎愛飲家の皆様へ、麦焼酎本来の旨さをお届けしていく努力を続けてまいります。またその一方で、日本の誇る本格焼酎の代表として、「高千穂零」を世界へアピールしていく予定です。
②地域ブランドの育成
純米焼酎「露々20度」が2016年6月に発売10年を迎えました。地元の米を使い、ラベルデザインは地元の方にお願いし、販売も地元に限らせていただき、お蔭様で高千穂の地域ブランドの一つとして成長してきております。2015年12月には高千穂郷の棚田が世界農業遺産に認定されるという嬉しい知らせが届きました。地域振興の一翼を担う地元企業として、地元の皆さまと協力しながら、高千穂に行ったら「露々20度」が飲みたい、「露々20度」を飲みに宮崎へ帰りたい、そう思ってくださる方を増やしていきたいと思います。
③新しい商品開発
焼酎離れが進むなかで、地元と連携した新しい地域ブランドの開発や、若い方や女性の意見を取り入れた新商品開発、パッケージのリニューアル、ライフスタイルにあった新しい飲み方提案など、積極的に取り組んでまいります。
これからもご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成28年7月吉日
代表取締役社長 佐藤 保